コード理論を勉強するための書籍は数多くありますが、読むだけで理解をすることは難しいものです。やはり様々な実例を実際に聴いて確かめることが必要です。その際、自分で楽器を弾いて確かめるのが通常ですが、複雑な例になるほどその作業は困難になります。こういった問題で勉強を挫折した方も多いのではないでしょうか。「コード･スタディ CD‐ROM」はこの問題を一挙に解決します。解説文や譜例において「ここを音で確認したい！」という部分は、クリック一つですぐに聴くことが出来ます。コードネームの基礎からジャズなどで聴かれる複雑なコード･プログレッションまでを徹底解説した充実の内容です。ポピュラー音楽のプロフェッショナルを目指されている方！ コード進行の知識が不十分という音大生の方！ 「実際に使える知識」を確実に身につけたい方には打ってつけです！

〈内容〉
第1章：コード理論の基礎知識（メジャー･キー（長調）での基本進行、マイナー･キー（短調）での基本進行、セコンダリー・ドミナント・コード、ドミナント7thコードのトゥー・ファイブ化、置換ドミナント（裏コード）、「IIm7‐V7型」と「IIm7‐bII7型」、「IIm7‐V7」からの発展、サブドミナント・マイナー、サブドミナント・マイナーの代理コード、サブドミナント・マイナーを使った終止保留、特殊なドミナント7thコード、ディミニッシュ・コード、基本的なsus4コード、経過的和音、非機能的コード進行）
第2章：コード･ボイシング（1. クローズ・ボイシング、2. オープン・ボイシング、3. テンションの基礎知識、4. テンション・ボイシング）
第3章：分数コード（1. ペダル・ポイント 2. 変型スタイルの分数コード、3. アッパー・ストラクチャー・トライアド (U.S.T)、4. 非機能的な分数コード）
第4章：転調（1. 転調についての概要、2. さまざまな転調テクニック、3. 突然転調、4. 目的のキーに応じた転調アプローチ、5. 転調とメロディ・ライン、6. 転調を効果的に聴かせるテクニック）