こちらはスコアです。
タイトルの「カヴィラ」とは仏教において極楽浄土にいる人面鳥のことを指します。この作品では独奏クラリネットがカヴィラであり、オーケストラの管楽器群、弦楽器群が人界の喜びや悲しみや欲望や諦め、そして死を受け入れねばならぬ人間の魂の怯えを表します。また打楽器群とピアノとハープは、天界と人界の中間域の雲や霧のようなものを表現しています。2005年11月28日、カール・ライスター(クラリネット)、飯森範親(指揮)、ヴュルテンベルク・フィルハーモニー管弦楽団により初演。パート譜はレンタル扱い。
収載曲
Clarinet Concerto Kavira
- 作曲者:
- 西村 朗
- Nishimura,Akira
オーケストラ・スコア
西村 朗:クラリネット協奏曲〈カヴィラ(天界の鳥)〉
JPY: 2,000 yen
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